未経験から50代で介護職に転職した体験まとめ 転職理由・収入・健康

未経験から介護職に転職してはや1年3ヶ月が経ちました。1年の節目に50代で転職した経験をまとめてみました。今回は「転職理由」「収入面」および「健康面」に関する体験談です。

転職に介護職を選んだ理由

母親の見守りや介護を14年

30代後半から40代に母親の見守りや介護をしていた頃に、直接的に人の役に立っていると実感できる介護の仕事には興味を持っていました。

母親については生活の買い物を代わりに行くなどの「見守りレベル」から、実際に「排泄介助など行うレベル」まで計14年の長期に渡りましたが、この時の経験がなければ私の介護職への転職はなかったと言っても過言ではありません。

退職 転職 介護職 リストラ 異動

リストラでは 繰り返される異動、職種変更

50代になると前職でリストラとも言える異動が繰り返され、職場で冷淡な扱いを受け、何かと理由を付けては減収・・の連続。とても定年まで前向きに仕事をする気持ちにはなれなくなってしまったのです。

ただ、介護職は将来的にもし仕事(前職)を辞めるような時が来たら、選択肢のひとつにしようと思ったくらいの軽い気持ちでしたので、本当に介護職に転職するする日が来るなんて・・と不思議な気持ちになる時があります。

母親が身を持って私に介護を経験させ、私が人生に躓いた時のために道を用意してくれたのではないか・・そんな風に考えてしまうこともあります。

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収入減の問題をどう解決したか

転職を本格的に意識した当時、私は54歳、子供は大学3年生と高校1年生でした。生活費のみならず教育費用もまだまだ必要な状況でした。

父親として「家族の生活費や教育費を支える」という必須条件から、仕事があれば何でもいいというわけには行きません。

現実的に「50代未経験」から転職可能な職種は警備員、清掃員、タクシー・バスのドライバー、介護職くらいのものでした。

警備員 清掃員 ドライバー 介護

ちなみに「転職可能」というのは「50代を雇用している実績がある」ということで「十分な収入がある」ということではありません。どの職種でも前職と比べると100〜200万の年収減になることは避けられない状況でした。

なので、転職に際して「年収維持・増額」は諦め「定年のタイミングを遅らせる方法」に着目しました。具体的には前職の定年が60歳だったので、65歳定年の会社を探しました。

結局、この発想の転換が、その後の転職活動や転職後のモチベーション等すべてを前向きにさせることに繋がりました。

年収 父親 生活費 教育費

転職先の介護職の会社は65歳定年制。年収は150万ほど下がるものの、60歳以降は逆転するため、65歳までのトータル収入は転職後の方が多少ですが有利になることとなったのです。

そして、60歳までの5年間は貯金や前職の退職金を切り崩したり、ハローワークの再就職手当を使うなどして持ち堪えることとしましたが、これも60歳以降の収入逆転で補填できると見積もっています。

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過酷な介護職に転職した50代の健康対策

腰痛対策

転職当初の1〜2ヶ月は腰痛に悩まされました。介護職は想像に違わず腰に負担のかかる仕事でした。先輩スタッフや施設長の奨めで腰のコルセットを付けて仕事をすることでかなり腰痛は軽減されましたが完全に解消されるわけではありませんでした。

私は稀な例かも知れませんが、転職後の会社の新入社員研修で習った「腰痛体操(ストレッチ」が効果的でした。少し・・ではなく劇的に効きました!!

介護職 腰痛 職業病

「業務中のコルセット+帰宅後に腰痛体操+夜寝て腰を休める」でその日の腰痛がほぼ完全解消され、次の日にはほとんど腰痛ゼロの状態で業務開始することができています。今では業務後にストレッチなしで寝ることはありません。業務後の毎日の日課になっています。

会社の研修内容なのでお伝えできませんが、特別な内容ではありませんので、SNSなどで検索すれば普通に公開されているストレッチです。いろいろ紹介されていますので、ご自身に合うものを選んで実践できます。

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夜勤による不規則生活への対応

月並みですが、夜勤に対する対応は「仮眠」です。夜勤を始めて間もない頃は出勤前に自宅で3時間ほど仮眠してから出勤(夜勤入り勤務)。次の日(夜勤明け勤務)帰宅後には食事、入浴を済ませて改めて3時間ほど仮眠します。

夜勤明け勤務日の次の日は必ず休みなので、その日には体調がほぼ完全に元に戻ります。

夜勤 仮眠 寝不足 体調不良

単純な発想ですが、夜勤で体調を崩すほとんどの理由が「寝不足」であると考え、仮眠を多く取ることでこの1年は乗り切ることができています。

確かに夜勤は大変で介護職が「きつい」と言われる大きな要因のひとつですが、裏を返せば夜勤入り勤務日は夕方17時開始。夜勤明け勤務日は朝10時に勤務終了。うまく時間を使えばプライベートの時間が半日ほど増えて少しお得です。

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次回は転職先での人間関係についてまとめて行きます。自分の子供と同じような世代のスタッフを先輩・上司として付き合ってきた体験・気持ち・感情などを詳しく書いていきます。


連休がなくなってしまった時の体験談と乗り越え方

 3連休消滅の代わりの2連休

6月28〜30日まで3連休の予定でしたが、ちょっとした業務調整で27日が出勤に変更。3連休のど真ん中・・。代わりに25日が休暇となりました。

元々24日が休暇だったため、代わりに24、25日が連休となりました。まぁ、3連休ではないけれども連休が増えたのでよしとしよう・・と思ってました。


今週は何故か大忙し 3時間睡眠の日も

一方、今週は何故か22日から大忙し。22日は4時間残業で夜の睡眠時間が3時間で次の日出勤。23日も残業3時間。23時に帰宅。それでも「24、25日は連休だ!」と自分を鼓舞して頑張りました。

クタクタで多少めまいを感じました。

残業 鼓舞 睡眠

私の担当家事になっている家族の洗濯を終えて1時に就寝。

そして、念願の連休に突入!

今日(24日)は昼ごろまでグッスリ寝てしまいました。

10時間ほど爆睡。一応スッキリして起床。


2連休初日 副施設長から電話

さて連休は何しようかな・・と考え始めた矢先、スマホに会社から電話・・・・・。

消滅 憂鬱 施設長 体調不良

出てみると副施設長から

「スタッフの一人が体調不良になってしまったので、明日(25日)代わりに出勤できませんか?」との相談。

仕方なく了承。

6月の3連休が消滅。代わりの2連休も消滅。


気持ちを切り替えて乗り切る私の方法

連休消滅はショックですが、こんなこと初めてではありません。変に人間関係によるストレスが残るものでもありませんので、私はこんな感じで乗り切ります。


昼寝するなどして睡眠不足を完全解消

この記事の中盤でも少し触れましたが、休日に最初にする(せざるを得ない)ことは「睡眠」です。せっかくの休日です。あれもしたいこれもしたいとなりますが、急に連休が消滅してしまったのであれば「休みの日はゆっくり寝たい」の一点に集中して睡眠時間を十分に確保します。「睡眠不足によるストレス」を完全解消します。

睡眠時間 睡眠不足 ストレス

返報性の心理から気持ちの優位に保つ

少し大袈裟かもですが、人は相手から親切や利益を与えられると「お返しをしなければ申し訳ない」「恩義に報いたい」という心理が働くそうです。これを「返報性の心理」と言います。

今回は副施設長からの「お願い」を聞いているのですから、副施設長は後日何らかの形で「私に報いたい」と思ってくれるかな・・と思います。「お願い」を受け入れることで副施設長からの「信頼度」がアップすると考えて自身の気持ちを優位な方向に持っていきます。

返報性の心理 優位性 利益

ただし、「休日の変更」なんて3回に1回くらいは断っても大丈夫です。

「すべて受け入れなければ」なんて考えていると、それはそれで大きなストレスになってしまいます。


急な休日返上などあった場合は、上記のような感じで睡眠を十分に取り、うまく気持ちを切り替えて、心のバランスを保つことを心がけています。


重介護シフトを経て 転職は成功だったと思えた時

軽介護から重介護へ移行も介助力不足

先月から始まった入浴の重介護シフト。これまで5〜6回シフト入りしましたが、時間内に予定の入浴人数をこなすことができなくて・・結局・・残業。

悪戦苦闘が続いていました。

軽介護 重介護 総合力

先輩スタッフの方々も心配してくださり「どの入居者様の時に時間かかってるの?」「何に時間取られてるの?」と聞かれるのですが、自分でも一体何に時間を使い過ぎているのか分からない始末。

たぶん総合的に「介助力不足」なのでしょう。

未経験から介護職に転職して1年3ヶ月。これまで軽介護の入居者様中心に介助して来ましたから、徐々に重介護に移行していく過程での試練かも知れません。自分の介護力の未熟さを痛感する今日この頃です。


ストレッチャーを使った入浴介助

でも、先週辺りからなんとなく重介護シフトにも慣れてきて、徐々に身体が動くようになって来ました。同時に「何に時間を使い過ぎているのか」も見えて来たのです。

原因はストレッチャー浴です。

ストレッチャー 入浴介助 重介護

ストレッチャーに「横たわったまま」入浴する方式です。

脱衣も着衣も寝たまま行います。

浴室にお連れする時は個室のベッドからストレッチャーに移乗する必要があります。

対象の入居者様は身体に力が入らない方がほとんどなので身体を洗う時には細心の注意が必要となります。

浴室から出る時はストレッチャーからすべての水気を取り除く必要があります。バスタオルなどで入念に拭き取らなければなりません。

ストレッチャー 車椅子 重介護

自律歩行可能な方や車椅子移動の方には必要なかった事の多くがストレッチャー浴では必要になります。これが「時間を費やしてしまう」原因です。

原因がなんとなく見えてきた頃から徐々に介助スピードが上がって来て、介助時間も日々短くなって来ました。

頑張れば何とかなるモンだ・・と今は少しだけ自分を褒めたい気持ちになっています。


悔しく思っている自分に気付いた時

重介護の入浴シフトを始めた頃は、ホントに時間を使い過ぎてしまい、一度「その日のうちに予定の人数が終わらず、次の日に持ち越し」という異例の事態を引き起こしてしまった事もありました。

重介護 異例 モチベーション

この時、不甲斐なく本当に悔しい気持ちになった自分がいました。

そして最近、徐々に慣れて来て「次はもっとうまく、もっと早くやってやる」と思っている自分に気づき、ふと思ったことがありました。

精神的にも身体的にもキツイ重介護シフトなのに、自身のモチベーションが全く下がっていない。キツイ重介護シフトなのに次の回を楽しみにしている程でした。

これは前職の末期には考えられない事でした。

モチベーション 前職 末期

仕事がウマクできなければ投げ出したくなる。何でこんな事しなきゃいけないのかと考える・・・。後ろ向きの思考しかありませんでした。

もちろん今の介護職のスキルはまだまだ半人前ですが、前向きな思考を取り戻せている自分に気付いた時、本当に感謝で一杯の気持ちになりました。

私にとって介護職への転職は成功だったと素直に思えた時でした。

自己都合退職がT先輩の末路 本当に残念

全体連絡前に異動を公言

先日、日勤が一緒になったT先輩。先輩と行っても20歳以上年下ですが・・。来月から他ホームに異動になると自ら話し始めました。

まだ全体連絡されていない人事情報。そんなこと話して大丈夫なのかな・・と思いながら聞いてましたが、どうやら施設長やその上の部長クラスと揉めた上での異動らしく、少し開き直っているようにも見受けました。

異動 人事 公言

基本的には全体連絡されてから個別に話すのが順番ですが、本人的には「そんなのもう関係ねーよ!」ってな様子です。

個人的には接しやすくてとてもいい先輩だったのに、正直に言えば残念です。

施設長 部長 異動

ただ、日常的にいろいろ話をしていると、どうも上司との接し方が上手ではないようでした。施設長や副施設長とやり合っている姿や上司に対する不平不満を話している姿はよく目にしていました。

なので、T先輩の行く末としては、こう(異動)なることは仕方なかったのでしょう・・・・・。


職種を変えての異動で精神的に疲弊

T先輩は入社10年程、今のホームにも2年程前に異動してきたそうで今回は「再異動」。もはやモンスター社員、問題社員扱いとなっていることは一目瞭然。

本人の話では「日頃から施設長が何かと強い口調でいろいろ言ってくることが気に入らない!」とのことでした。

異動 施設長 モンスター社員

・・会社側はT先輩を「自己都合退職」に追い込む方針なのでしょう。

「短期間での異動」を繰り返して精神的に疲弊させる。

それでも退職しなければ、次は「職種変更を伴った異動」をさせる。

たぶんT先輩は営業職に回されるでしょう。

疲弊 営業 職種 異動

不得意であろう分野の仕事を1からやらせる。

介護で10年来のキャリアを重ねたT先輩に、仕事も人間関係も1から出直しさせる。当然、年下の社員に頭を下げて日々過ごすことになります。

その、精神的負担は計り知れません。

そして末路は「自己都合退職」です。


定年に辿り着けない私の末路

そしてこれは他でもない私自身が通ってきた道です。

私にも心当たりはあります。若かりし頃は心の底のどこかで会社にも組織にも上司にも100%は服さず、「only one」を気取っている節がありました。

一生懸命組織に尽くしている同世代の社員を見て鼻で笑うようなところが無かったとは言えません。

昇進 管理職 同世代

でも20年後、それらの社員は皆管理職に昇進して今も会社内で頑張っています。

私の方はと言えば昇進の機会を逃し、気付けば様々な部署を転々と異動を繰り返す生活。

職場の人間関係も仕事自体も1から出直しの繰り返し。2〜3年して慣れてきた頃に「再異動」。精神的に疲弊し自己都合退職に追い込まれる・・・。

転職 独立 管理職 定年

結局、前職では定年まで辿り着けず、独立して自分で商売する能力も覚悟もなく、転職して新たな組織で自分の子供と同世代の上司・先輩に頭を下げながら仕事をすることとなっています。

ただ、私は今の会社で比較的人に恵まれました。今の会社を何とか1年以上継続できています。本当にありがたいことです。


改心して会社に残って欲しい

T先輩がこれに耐えられるのかといえば難しい可能性のほうが高いです。可能ならば、T先輩は改心して今の会社に残ることが最善かと思います。

改心 レッテル 解消

問題社員のレッテルを解消させられるくらい頑張るのです。

そうでなければ、自身で事業を立ち上げるか、転職して年下に頭を下げて仕事をするかの選択肢しか残されません。

生きた見本が間近にいるのだから、T先輩には気付いてほしいと思う今日この頃でした。