介護職の夜勤を初めて実践 体験レポート

夜勤シフト 体調管理には仮眠が不可欠

未経験から介護職に転職して3か月。初の夜勤シフトを実践しました。概ね想定していた感じでしたが、やはり体調管理はしっかりしないと健康を害すると感じました。

介護職 夜勤 睡眠 仮眠

夜勤の出勤日は下記の流れです。

当 日:17時出勤

次の日:10時退勤

次の次の日:休暇(必ず)

夜勤手当:5,000円

当日は出勤前に自宅で3時間ほど仮眠しました。「次の日」は帰宅時間が12時30分。入浴して食事して14時~18時まで2度目の仮眠。一応、この仮眠で体調は元に戻りました。

ちなみに勤務中は常に動いているので眠気など感じる暇などありませんでしたが、「次の日」の朝に食事介助を始めたら、一挙に睡魔が襲って来ました。


真夜中の休憩 明け方の勤務に重要な影響

休憩は0時~1時までの1時間。弁当を持参して休憩室で食べ、30分程仮眠しました。この30分の仮眠が夜中の勤務に好影響でした。ほぼ眠気を感じることなく朝まで持ち堪えることができました。

休憩 真夜中 夜勤 介護職

個人的に私は15分程度の短い時間でも熟睡できる体質であることも影響していると思いました。

勤務の詳細は書けばキリがありませんが、全般的には下記の通りでした。

■夕食後の誘導(食堂→各自居室)

■就寝ケア(排泄・口腔ケア、パジャマへの着替え)

■2時間おきの巡視

■洗濯

■業務記録入力

■起床ケア(排泄、普段着への着替え、整容)

■朝食前の誘導(各自居室→食堂)

■食事介助(朝食)

休憩を除いて14時間勤務になりますので、結構な業務量です。今回は先輩社員に付いて二人で実践しましたが、今後はこれらを一人でやらなければなりません。

転職して3か月。どんどん介護職の現実が見えて来ている今日この頃です。


介護職の職能等級 1ランクアップしました

等級考査 合格すると賞与が少し上がる

昨日、「等級考査」というものがあり、合格して正式に「1等級」になりました。昇給すると賞与が少しだけ上がります。この辺も他職種の会社と同じなのだな・・と実感しています。

職能等級 考査 賞与 介護職

ウチの会社の場合は1~5等級まであり、2等級以上は「職務経験3年」という条件が付くようなので、道は遠いです(汗)。

転職してから3か月。これまでは試用期間ということで、仮の「0等級」でした。ちなみに「0等級」の賞与は「0.5か月」分だそうです。今回、1等級に昇級したことで賞与は「1か月」分になりました。

等級考査は「手洗い」「配薬手順」「介護技術」の3項目で行われました。介護技術は「ベッドから車椅子への移乗」です。それぞれ先輩社員の前で実践して合否を判定していただきます。


人材育成補助金 社員への配分方法

「介護技術」は最も力を入れて行われました。6月は3回ほどその日の業務後に「練習」が1時間ほどありました。そこには先輩社員が常に2~3人付いて指導してくださいました。とても親切に、とても親身に指導してくださり有難い限りでした。

人材育成 介護技術 体験談 先輩

ちなみに、先輩方にも私にも残業手当が付きます。結構な待遇です。会社が介護技術の向上と介護福祉士の資格取得者育成に力を入れていることがよく分かります。

ただ、一方では自治体から支給される人材育成の補助金を職員に配分せずに会社が育成の予算に回している・・という話も聞きます。ウチの会社は典型的にその類のようです。

残業してまで育成などしてほしくない!

補助金を社員に還元しろ!

勉強なんて自分でする!

という考え方もあるかも知れませんが、私としては会社から「育成」として還元されているのであればそれでいいかな・・残業手当出てるし・・先輩方の生きた体験談聞けるし・・と思っています。特に「生きた体験談が聞ける」のはお金に替えられない財産です。

今月から担当し始めた入浴介助のシフトに四苦八苦しながら等級考査の練習で大忙しでしたが、とりあえず一段落つきました。

入浴介助の実際 風呂嫌いな利用者も多い

入浴介助担当は時間との戦い!

先週から入浴介助の担当に入るようになりました。「お年寄りが気持ち良さそうにお風呂に入るところをお手伝いする」なんてイメージでしたが、現実は全く違いました!

入浴介助 浴室 拒否 暴言 暴力

施設ごとに運営は異なるのでしょうが、ウチの場合は1日6人を担当します。1人あたりに下記のような所作を約40分程で行わなければなりません!

■浴室準備(浴槽お湯張り、バスタオル、洗体タオル等準備)

■健康チェック(血圧、血中酸素濃度、体温の測定)

■入浴前準備(替えのオムツ、保湿剤、塗り薬等)

■お迎え、浴室への誘導

■脱衣介助

■入浴介助

■身体拭き、保湿剤塗布、必要な塗り薬等塗布、爪切り

■着衣介助

■ドライヤー

■部屋へお送り誘導

■浴室清掃

■衣類洗濯


慣れてくればできるようになるのでしょうか?

とにかく時間との戦いです!


今のところ全然時間が足らず、先輩方に一人分手伝ってもらったりして凌いでいます。「お年寄りのゆったりした入浴をゆったりお手伝い」なんて世界ではありませんでした!!!


風呂嫌いなお年寄り 遠慮のない入浴拒否

ところで、利用者様は「風呂嫌い」な方もいらっしゃいます。「一部」ではなく半数くらいの方はお誘いに行くと嫌な顔をされたりします。ほとんどの方が認知症なので遠慮がありません。嫌がる時は子供よりもタチが悪いです。暴言、暴力が出ることも度々です。

入浴 拒否 暴言 暴力

利用者のK子さんは90歳の女性の利用者様ですが、入浴を徹底的に拒否されます。健康チェックの段階から暴言、暴力の連続です。あまりにも激しく拒否される場合は清拭(全身をぬれタオルで拭く)を行いますが、それであっても激しく抵抗されます。


結論から言えば、K子さんはお風呂に入って本当に幸せなのだろうか・・という疑問が沸くという事です。


清拭という代替策があるからといって、長期間清拭ばかりというわけには行きません。昨日、K子さんをお風呂にお連れしましたが「嫌だって言ってるだろ!」「このバカヤロー!」「お前なんかもう来るな!〇ね!」といった暴言のみならず「頭を叩く」「足で蹴る」「爪で腕をひっかく」「爪を立てて私の腕を強く握る」等々の身体的暴力もありました。

後で気付いたのですが、私の腕には数か所の傷がありました。


本人の健康と家族の希望と本人の幸せ

K子さん対応後、身体的にも精神的にもクタクタになりましたが、それよりも先に思ったことが、結論で述べたことでした。

今回の入浴(湯船には入っていただけず、浴室で身体を洗い、シャワー浴をした)はK子さんは気持ちよかったのだろうか。K子さんはゆったりした気持ちになって幸せを感じられたのだろうか。。

本人 希望 家族 安心

対応した限りでは、目に見える範囲では、到底「NO」でした。K子さんにとっては、苦痛・屈辱でしかなかったのではないでしょうか。

でも、健康の面からみれば入浴した方が絶対にいいですし、ご家族も安心されます。

でも、ご本人が強く拒否するところを入浴していただくことが本当に正解なのか。

今の私には結論が出せませんでした。


ストレス発散と職場内人間関係のバランス加減

嫌な奴と組んで仕事をする1日

転職して約3か月。そろそろ職場内で誰が「嫌な奴」なのか見えて来た。嫌な奴は何人かいるが、先日、嫌な奴としては最上位のM子と1日組んで仕事をする機会があった。嫌な予感しかしなかった。

ストレス 予感 嫌な奴

案の定、常に「上から口調」「急かし・あおり」「ミスの叱咤」の連続。前職でも同じような奴が何人かいたが、それをそのまま再現したような時間だった。

何とか半日耐えたが、昼休憩後あたりからM子が調子に乗り出した(ように感じた)。「洗濯カゴを投げ渡す」「マットレスを蹴る」など言葉だけでなく、ものにあたるようになって行った。


M子にキレた一部始終

そして、もうすぐ業務が終わるという時、私が屈んで車椅子に乗っている利用者のズボンを降ろし、オムツを外している時に上からビニール袋が「バサッ」と床に落ちて来た。M子がビニール袋を私に投げ渡したのだ。

ストレス キレる ビニール袋

とうとう心の制御ができなくなり、私は床に落ちたビニール袋を拾わずにM子に言ってしまった。


投げたの?


するとM子は


「いえ、フワッと置いただけです」と言った。


この1日で明らかに違う私の声のトーンと目線でM子は察したのか、その後は態度が豹変して丁寧になったが後の祭りだった。私のM子に対する印象が変わるわけではない。先輩(M子)、後輩(私)という関係は完全に倒壊してその日の業務は終わった。


ストレスを溜め込むことはなかったが・・

またキレてしまった。

詳細は知らないが、M子は私と同様に他職種からの転職組で私より半年前に入社。恐らく30代後半か40代くらいである。

ストレス 発散 キレる 転職

いくら異性であろうとやって良いことと悪いことはある。キレた時は「M子の態度次第では手が出てもやむなし」という感情になってしまった。そんな私のニュアンスをM子は察したのかも知れないが・・。

「投げたの?」とキレたことで、ストレスの持ち越しはなかったが、これを連発すれば、職場では「怖い人」の位置づけとなり、結果的には追い出される(異動や退職)。このバランスには本当に気を付けないと、会社で生きていけなくなる。本当に注意が必要だ。

前職時代も含め約30年、「嫌な奴」「過剰なストレスをかけて来る奴」に対しては自己防衛的にキレて来た・・明日、M子に会っても怖いと思うこともない。むしろ「また調子に乗った行動をしたら容赦しない」くらいの気持ちでいられるのでストレスは最小限であるが、本当にこれでいいのかどうか。悩みは尽きない。


高齢者同士 入居者同士の恋愛 本当にあった!

ダイニングテーブルから始まる恋愛

入居者男性Sさんと女性Kさん。いずれも80歳以上ですが自立歩行できて自身で食事もできる方。1か月程前からダイニングで同じテーブルで食事を共にされているのを見かけるようになりました。

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申し訳ないとは思ったのですが、時折、二人の会話が聞こえてしまうことがあり。


「今日はご一緒出来て嬉しかったです。。」と、Sさん。


これに応えて「私もです」と、Kさん。


ん!?


20代会社員同士の男女か!!


って感じの空気・・・。


・・・ままま、まさか!!!


エレベータ前までお見送り

Sさんの部屋は1階、Kさんの部屋は3階。ある日、SさんとKさんが1階エレベータ前に立っていました。

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何かなと思って見ていると、ゴンドラが1階に到着。SさんがKさんをエスコートしてゴンドラ内に案内。食事の後にSさんがKさんをエレベータまで見送りしていたのです!


「お見送りしてくださってありがとう。。」と、Kさん。


「イヤイヤ、楽しかったです。」と、Sさん。


大学生カップルか!!


そして先日、私が施設内のゴミ回収のためSさんの部屋に行くと、そこにはKさんが!


うぉぉぉおおおお~!!(驚)(汗)


男女の恋愛は永遠か!


高齢者同士、介護施設入居者同士の恋愛って結構あると聞いていましたが、実際に目の当たりにするとやや困惑します。もちろん、施設内の全職員が目撃していることなので特に秘密にしているわけではないのですが。。。

入居者同士の恋愛は認知症などに良い影響をもたらす場合もあるという一方で思わぬトラブルに発展する場合もあるとのことで、しっかりした見守りが必要そうです。


恋愛は永遠・・いや・・本能ですね!