入浴介助担当は時間との戦い!
先週から入浴介助の担当に入るようになりました。「お年寄りが気持ち良さそうにお風呂に入るところをお手伝いする」なんてイメージでしたが、現実は全く違いました!
施設ごとに運営は異なるのでしょうが、ウチの場合は1日6人を担当します。1人あたりに下記のような所作を約40分程で行わなければなりません!
■浴室準備(浴槽お湯張り、バスタオル、洗体タオル等準備)
■健康チェック(血圧、血中酸素濃度、体温の測定)
■入浴前準備(替えのオムツ、保湿剤、塗り薬等)
■お迎え、浴室への誘導
■脱衣介助
■入浴介助
■身体拭き、保湿剤塗布、必要な塗り薬等塗布、爪切り
■着衣介助
■ドライヤー
■部屋へお送り誘導
■浴室清掃
■衣類洗濯
慣れてくればできるようになるのでしょうか?
とにかく時間との戦いです!
今のところ全然時間が足らず、先輩方に一人分手伝ってもらったりして凌いでいます。「お年寄りのゆったりした入浴をゆったりお手伝い」なんて世界ではありませんでした!!!
風呂嫌いなお年寄り 遠慮のない入浴拒否
ところで、利用者様は「風呂嫌い」な方もいらっしゃいます。「一部」ではなく半数くらいの方はお誘いに行くと嫌な顔をされたりします。ほとんどの方が認知症なので遠慮がありません。嫌がる時は子供よりもタチが悪いです。暴言、暴力が出ることも度々です。
利用者のK子さんは90歳の女性の利用者様ですが、入浴を徹底的に拒否されます。健康チェックの段階から暴言、暴力の連続です。あまりにも激しく拒否される場合は清拭(全身をぬれタオルで拭く)を行いますが、それであっても激しく抵抗されます。
結論から言えば、K子さんはお風呂に入って本当に幸せなのだろうか・・という疑問が沸くという事です。
清拭という代替策があるからといって、長期間清拭ばかりというわけには行きません。昨日、K子さんをお風呂にお連れしましたが「嫌だって言ってるだろ!」「このバカヤロー!」「お前なんかもう来るな!〇ね!」といった暴言のみならず「頭を叩く」「足で蹴る」「爪で腕をひっかく」「爪を立てて私の腕を強く握る」等々の身体的暴力もありました。
後で気付いたのですが、私の腕には数か所の傷がありました。
本人の健康と家族の希望と本人の幸せ
K子さん対応後、身体的にも精神的にもクタクタになりましたが、それよりも先に思ったことが、結論で述べたことでした。
今回の入浴(湯船には入っていただけず、浴室で身体を洗い、シャワー浴をした)はK子さんは気持ちよかったのだろうか。K子さんはゆったりした気持ちになって幸せを感じられたのだろうか。。
対応した限りでは、目に見える範囲では、到底「NO」でした。K子さんにとっては、苦痛・屈辱でしかなかったのではないでしょうか。
でも、健康の面からみれば入浴した方が絶対にいいですし、ご家族も安心されます。
でも、ご本人が強く拒否するところを入浴していただくことが本当に正解なのか。
今の私には結論が出せませんでした。



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