介護職と他業種を比較してみた 会社員の基本は同じ

介護職は技術職 それほど特殊ではない

介護職として転職して2か月半。世間的な風潮やネットの情報では何となく介護職は「特殊な仕事」のように言われているように感じますが、正社員として仕事をする以上は「他業種と同じなんだな・・」と実感することが多いです。

介護職 正社員 特殊 特別

介護職がいろいろ話題になるのは、それだけ「注目されている」からだと思います。それだけ「高齢化社会」が深刻なのだと・・。


介護職と他業種を比較してみた

私自身、世の中のすべての職種を体験したわけではありませんが、23年勤務した前職と、5年勤務した前々職と比較して「介護職はホントに特殊か?」を考えてみました。

介護職 他業種 比較

■業務

排泄介助、入浴介助、食事介助その他諸々の介助の仕事は「技術職」であると考えれば、どんな技術職でも業務自体は「特殊」です。介護職だけが特別ではありません。

■プロジェクト業務

ウチの職場では「環境」「業務改善」「アクティビティ推進」という3つの「プロジェクト」があります。会社によっては「委員会」みたいな呼び方をするところもあるでしょう。

本業(今の私は介護職ですが・・)、以外に本業を効率よく効果的に推進するために運営に関する仕事をします。月1~2回会議などもあります。一般的にパートやアルバイトの「非常勤」にこの類の業務は課せられず、正社員ならではの業務です。

介護職に転職して、正社員である以上、介護職も他業種と変わらない」と最初に感じたのは、これらの「プロジェクト業務」の存在でした。

■忙しさ

「介護職は超多忙」「給料の割に合わない」と言われますが、私の場合、前職、前々職でも「休日返上」「月200時間超残業」は日常的にありました。いまのところ「忙しさ」おいて「特に介護職だけ特別」とは思いません。


ちなみに「忙しくない職場」にすることは簡単です。


スタッフを増やせばいいのです。


ただし、スタッフを増やせば、それだけの人件費が必要になります。不要な人件費が重なれば会社は崩壊します。費用と社員数のギリギリのバランスを保つために、会社は「必要最小限の人員」を追求しますから、おのずと一人が担当する業務は多くなります。

「忙しくない職場には未来がない」ですので、「忙しくない職場はない」と考えた方がいいと思います。


■人間関係・ストレス

これこそ、どこの職場にも存在します。介護職だけに限ったことではありません。

こちらの記事にまとめていますので、よかったらご覧ください。

介護士の人間関係 やっぱり嫌な人間はいる


まだ転職して2か月半の新人の考えですが、世間的に言われているほど介護職は特別ではないと感じています。まぁ、今後も介護職を続けてみて「これは違う」と思うことがあったら、またお伝えします。


介護職 実際の食事介助はこんな感じ 食堂は大騒ぎ

食事介助 素直に食べてくれない方も多い

食事介助は初任者研修や転職活動中に取り組んでいた介護施設体験および入社時研修でも重要事項として扱われます。いわゆる「三大介助」のひとつだからです。

食事介助 介護職 介護士 嚥下

介護施設体験では、実際に介助の実践もさせていただきましたが、今思うと当時は「体験」なので「食事介助しやすい入居者様」に対応させてくれていたのだという事を実感します。

実務に入ると決して「やりやすい入居者様」ばかりではありません。むしろ「やり難い入居者様」の方が多いです。

 ■露骨に「食べたくない」と言ってくる

 ■眠ってしまってなかなか食べない

 ■椅子に座ることができず車椅子上で食事介助を必要とするが、

  車椅子上で頻繁に身体を動かしてしまう。


食べたくないなら 食べなくていい

「本人が食べたくないと言ってるのだから食べなくていい。おなかがすいて困るのはあなたですよ。」というわけには行きません。ここに介護職としての職務が発生して「食べさせなければなりません」。

まぁ、厳然と「全部食べさせる」というノルマはありませんが、「なるべく多く」「最低でも水分を200ml」などなど、あくまでも入居者様の健康を考慮してのことですが、「なるべくお食べいただく」方向で進めます。しかも制限時間の目安は40分。

食事介助 制限時間 誤嚥 嚥下

「40分」以上経過すると入居者様が疲弊してしまい、食事の効率が悪くなり誤嚥の危険が高まってしまいます。40分って健常者ならかなりゆとりのある食事時間ですが、スプーンで一口ずつ食事を口に運び、咀嚼して嚥下(飲み込み)を確認したらお茶(水分)をスプーンで口に運ぶ・・といったペースで食事を進める入居者様にとっては結構短い時間です。。

自分で食事ができる入居者様でも急に食事を止めて立ち歩いてしまったり、食事が終わると「早く部屋に連れて行ってほしい」と大騒ぎする方がいたり・・

食事介助の時間は、結構大騒ぎです。


介護士の人間関係 やっぱり嫌な人間はいる

どこの職場にも会社にもいる嫌な奴

ウチの施設には介護士の他に、看護師、理学療法士、施設長、副施設長、ケアマネージャー、生活支援担当、業務担当、といった業種の方々がいます。

介護士 看護師 理学療法士 施設長
ほとんどの方が「いい人」「ちゃんとした人」ですが、やっぱり一部「嫌な奴」「変な奴」はいます。これはどこの職場でも、どんな会社でもいるモンだなぁ・・と改めて実感しています。

個人的な考えですが、職場での「いい人」「ちゃんとした人」の定義は・・

「業務上は手厳しい言動・態度をするが、業務を離れた日常会話は職場の仲間として会話できる人」

と思っています。


コミュニケーション能力不足 上からしか話せない

現状、入社2か月の私にとっては全員が先輩。30歳以上年下の介護士でも「先輩」です。業務上は皆さん厳しいですが、ほとんどの方は業務を離れた日常では仲間として接してくださいます。

しかし、看護師のSを含めた数名はそれができません。

コミュニケーション 嫌な奴 高圧的

業務中の態度は上から

日常会話は基本シカト。たまに話せば上から。。


お前。。何様。。。?


もちろん、こーゆー人間は前の会社にもいました。残念ですが、こーゆー人間はどんなところにも一定数いるのでしょう。簡単に言えばコミュニケーション能力不足です。

格下の立場にいる人間に厳しく接することはできてもフランクに接することができない。。これは、本人のプライドが邪魔するものでしょう。

以前はこーゆー人間とガチ衝突していました。そして組織内で信用を失っていく。。嫌な経験があります。

なので、今度はウマク立ち回れないかなぁ・・。

こーゆー人間とのウマイ付き合い方を検討しています。差しあたっては「業務上の付き合いのみ、必要最小限でお付き合いする」かなぁと思っています。

一部、気に入らない人物のために仕事全体を失わないようにしたいものです。


介護職仕事の実際 施設のゴミ回収と水回り清掃

介護施設の仕事は三大介助だけではない

未経験から54歳で介護職に転職して2か月。相変わらず必死に業務についていく日々ですが、徐々に周りが見えるようになって来ました。最近は介護施設の仕事もいろいろあるのだなと実感しています。

介護施設 三大介助 ゴミ回収

入浴介助、排泄介助、食事介助といったいわゆる三大介助の他にも施設の中で欠かせない仕事があります。最近はその辺の仕事もやるようになりました。昨日は「水回り清掃、ごみ回収」をやりました。

施設によって入居者様との契約内容が異なるようですが、ウチの施設は「水回り清掃週1回」「ゴミ回収毎日」という契約になっているようです。「水回り」とは「トイレ」と「洗面所」なのですが、「週1回」と言っても、ご家族様が来訪された時に便座に便がこびりついていたり、洗面台に食べカスが溜まっていたりすればクレームの種になりますので毎日確認します。

これを40部屋分やります。

通常の業務時間(8時間)の間にできるのであれば大したことないのですが、これを通常の入居者様対応(各介助、誘導等)と合わせて行うとなると話が変わってきます。。。。。


介護施設のゴミ回収 各部屋に回せる時間は

事実上、「水回り清掃、ごみ回収」に回せる時間は2時間程度。

2時間(120分)のうち、30分は清掃記録を残したり、ごみとして出たペットボトルを洗って潰したり、不燃ごみと可燃ごみを分別したり・・等々の時間に割かれます。

介護施設 ゴミ回収 不燃 可燃 ペットボトル

なので部屋周りに使える時間は約90分。40で割ると1部屋に使える時間は2分ちょっと。


ゴミ回収を担当する日は、


いそげぇぇぇぇぇぇーーーぇぇええ!!!


って感じになります!


自分の席がない スタッフルームで休憩する苦痛

共有スペースで昼休憩する苦痛

介護職に転職して一番戸惑ったことのひとつに「自分の席がない」があります。昼休憩で昼食を食べる時などに「スタッフルーム」という共有スペースを使います。これが結構苦痛!

介護職 休憩 スタッフルーム ロッカールーム

30年近く「自分の席」で弁当を食べていた私。本読みながら、スマホ見ながら食事。気が向いた時に周囲の同僚と話す。そんな形が習慣だった私。

気を回し過ぎかも知れませんが、長テーブル2つ分の狭い共有テーブルに座っての食事。他のスタッフがいれば至近距離の相席。。黙々と食事となれば気まずい空気を感じざるを得ません。

基本的に昼休憩はスタッフごとに順番に取る形になっていますが、業務状況によっては休憩時間が重なることも日常茶飯事。ほぼ毎日違うスタッフとの相席。。「たまに」なら会話も楽しいですが「毎日」となるとだんだん苦痛になって来ます。

しかも「スタッフルーム」は「ロッカールーム」も兼ねており、遅出勤者や夜勤明けスタッフが入れ替わり出入りします。狭い共有スペースで鉢合わせになれば会話のひとつもしなければ気まずい空気を感じます。

休憩中なのに全然落ち着かない・・汗

逆に休憩中に余計に気疲れする感じ・・汗汗


近所の公園で弁当を食べる

なので、最近は昼休憩は外出するようにしています。でも「外食」するほどお金もないので、職場近くの公園のベンチで弁当を食べてます。

公園 弁当 気疲れ 苦痛

「外で弁当」も今の季節はいいですが、冬場は寒いし、雨が降ればできないし。

「昼休憩時の居場所がない」

毎日のことなので結構これが苦痛です。


介護職のストレスの実際 認知症の入居者様への対応

認知症入居者様に感じるストレス

介護職は大変ストレスの強い仕事と言われます。私も転職を決める時に一番気に掛けたのはこの部分です。これまで約2か月勤務してみて、まずストレスを実感したのは「認知症の入居者様への対応」です。

認知症 ストレス 我儘 ワガママ

多くの入居型施設はそうだと思いますが、ウチも入居者様の8割以上は認知症です。ホントに簡単に言えば「ワガママ」になります。

■「ごはん食べない」と言う

■「オムツ交換」の時に「面倒くさい、どうしてそんなことしなくちゃいけないの」と罵声を浴びせてくる

■食堂で相席を拒否する

■ベッドの上で排便してオムツから溢れる

■用もないのにナースコールを何度も押す

などなど。数を上げればきりがありません。


ストレスは介護職だけではない

性格的な部分か年齢的な部分か分かりませんが、私は今のところ「仕事」と割り切って考えて感情的になったりストレスを感じたりすることは少ないです。

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あくまでも「皆無」ではなく「少ない」なのですが・・苦笑

ただ、他業種から転職した私としては「強いストレスは介護職だけではない」「仕事である以上、どんな職種でもストレスはある」と考えているので、今もストレスはありますが、それほど気にはしていません。


介護職の実際 ロッカールームと業務開始までの準備

介護職の実際 業務開始まで結構いろいろある

介護職として転職して研修・OJTを終え、いよいよ本番!

まず、出勤したらロッカールームに入り、ユニフォームに着替えます。ウチの職場の場合、各自ロッカーは与えられますが「自分の席」はありません。これが前職との比較で最初に感じた大きな違いでした。

違い 戸惑い 着替え ロッカールーム

ロッカールームで着替えたら事務所に移動。ここでタイムカードを切ります。なので出勤時に「着替えの時間」を考慮しておかないといけません。慣れないうちは着替えなどにも時間がかかるもので・・涙

事務所に入ったら業務開始までの準備に入ります。


これが結構大変!


介護職は連係プレーであることを実感します。


■予定表の印刷

その日の全体的な予定が記載されています。印刷して自分で持ち、予定確認とメモ代わりに使います。予定に応じて個々の入居者様の誘導や介助を行う必要があります。

■インカム・PHSの装着

館内でのスタッフ同士のやり取りに使います。

■館内の鍵の装着

必要な鍵をその日の業務担当全員が持ちます

■業務用スマホ

介助の記録を入力するために使います。介助記録はネット上で保管されます。

■介助記録の確認

事務所に6台ほど置かれている共用パソコンから前日までの介助記録を確認します。


着替えから準備までざっと30分くらい要します。

慣れれば15分くらいなのでしょうが・・。


雇用保険 再就職手当の申請を終了しました

再就職からもうすぐ2か月

入社からもうすぐ2か月となりました。緊張、紆余曲折、試行錯誤・・どんな言葉も当てはまるような、本当にいろいろあった2か月でした。

再就職 転職 2か月

そんな中で、ハローワークから支給される「再就職手当」の申請がようやく完了。その名の通り「再就職」が決まると支給される手当です。失業手当の受給状況によって「再就職手当」の支給額は変わりますが、私は失業手当を一度も受給しなかったので、再就職手当は60万程度の支給額となる見込みです。

申請には次の資料が必要でした。

 ①雇用保険受給資格者証

 ②再雇用手当支給申請書

 ③離職前事業主との関連についての証明書

 ④採用証明書

 ⑤職業紹介証明書

資料①はハローワークから交付されます。②~④は再就職先の証明が必要(職場の上司に提出)。そして、今回私は「就職エージェント」を利用しての就職だったので、⑤が必要となり、こちらは就職エージェントに郵送で送り、証明など記載して返送していただきました。結構手間でした・・汗。


再就職手当の申請

なんだかんだですべての書類をそろえるのに3週間程かかりました。再就職手当の申請期間が「入社日から1か月後」なので、最後は少し焦りました。

再就職手当 ハローワーク 手続き

ただ、ハローワークに連絡したところ、しっかりハローワークに連絡しておけば、申請が多少遅れても大丈夫。とのこと。

申請は「郵送」でも可能ですが、重要書類なので配達記録郵便としたので、郵便局には行く必要がありました。結構いろいろ手間ですが、まぁ60万からのお金を支給してもらうのだから仕方のないところ・・ってな感じでした。