中高年世代が集まって話す50代研修
昨日、首都圏に展開する各施設の中で50代のスタッフだけ集めて行う「50代研修」なるものがあり参加してきました。施設は全国展開。首都圏にも十数か所ありますが研修の参加者は5名(汗)。
まー同世代のスタッフを集めて悩みごとや職場で問題だと思う事をローカルに話しましょう・・というコンセプトの研修で、1時間半あっという間に過ぎました。
5人それぞれ介護職経験の年数は違えども、考える勘所のようなところは同じで、全員初対面でしたが、意外に楽しく話をすることができました。
中高年世代の不安や悩みは結構同じ
「年下からキツイ言い方をされる不満」「若い人に比べて記憶力や体力が追い付かない」「プライドが邪魔して業務上聞きたいことを聞けない」などなど様々な話が出たのですが、そんな中に「すぐ辞めてしまう人」の話がありました。
介護職の人手不足は深刻です。・・ということは転職して改めて実感しました。前職でも常に職場の人手不足とは言われていましたが、レベルが違いました。一般的な職種では40~60代の未経験者を採用するなんてほとんどあり得ません。でも、介護職は違います。世代など問題にしている余裕はないんです。「希望者がいれば採用!」というくらいの勢いです。
私が転職時に1回目の応募で採用されたのも、こんな背景があったからのようです(汗汗)。
なので介護職は採用の間口が広いです。
加えて、基本的には「お年寄りや身体の不自由な方の日常のお世話をする」仕事ですから難しい技術は必要ありません。やる気さえあれば未経験から誰でも始めることができます。
でも、辞めてしまう人が多いのです!
仕事がキツイからです!
実際に経験した介護職の良い面と悪い面
ある研修参加者の方が言ってましたが、「採用されやすいから」「誰でもできる仕事だから」という気持ちで入社して来る人は絶対に長続きしないです。私も同感でした。
このブログでも何度か触れて来ましたが、
■腰痛との戦い
■作業スピードとの戦い
■モンスタースタッフとの戦い
■低賃金との戦い
■残業との戦い
■夜勤による生活習慣との戦い
■認知症との戦い
■ハラスメントとの戦い
ざっと挙げただけでもこんな感じです。中高年世代が甘い考えで介護職に転職すると、まず1か月で腰を痛めます。腰の問題がクリアできても、モンスタースタッフのストレス、認知症入居者のワガママや暴言等は日常茶飯事。作業スピードに追われ、残業に追われ、毎日クタクタになって帰宅する毎日でも低賃金。こんな生活です。
でも、多くの入居者様は私たちの仕事に感謝の言葉をくれますし、長期休暇を望まなければ休みも比較的しっかり取れます。少子高齢化が益々進む中で、今後10数年は安心して仕事をすることができるでしょう。
中高年世代が現職を捨て、積み上げて来たキャリアを捨てて介護職への転職を考える場合は、この辺りの「良い面」と「悪い面」のバランスをよく検討した方がいいと思います。
すぐ辞めるは回避できたけれども
ちなみに私自身は「前職の仕事と並行して10数年来母親の介護をしてきたこと」と「家計を支えるために収入を確保しなければならない」という2本の柱があったため、23年の前職のキャリアを捨てて転職しました。
腰痛対策も低賃金に対する工夫もモンスタースタッフに対する対処も・・様々な工夫をして「乗り越えて来た」感じです。ここまで決して楽ではありませんでした。
もちろん、まだ転職して8カ月「乗り越えた」などと言い切ることはできません。でも「すぐ辞めてしまう」はなんとか回避できました。
50代研修でいろいろな事を話しましたが、介護職は確かに「誰でもできる仕事ではない」「良い面も悪い面もある」と改めて思いました。




0 件のコメント:
コメントを投稿