介護施設で入居者様の誕生日をお祝いするココロ

好きになれなかったお祝い企画だが

ウチの施設では利用者様の誕生日に「お祝いミニ企画」を行います。当日出勤しているスタッフ数名が利用者様のお部屋に集まって

ハッピーバースデーの唄を歌い⇒プレゼントを渡し⇒記念写真を撮る

という感じの企画です。

企画 介護施設 誕生日

ほんの十数分の企画ですが、普段しかめっ面のおじいちゃんもこの時だけは照れくさそうに笑顔になってくれます。

まぁ・・「ベタな企画」と言えばそうですが、入居者様たちにとっては「分かりやすい」ですから、結構喜んでくださいます。

若かりし頃、このような企画は苦手でしたが、歳を重ね、今では考え方が変わり、お祝いされる入居者様の笑顔を見るとこちらまで嬉しくなる・・と本気で思えるようになりました。

人間、変われば変わるものです。。。


偽善的でキライだった言葉が今では好きに

個人的には、40代前半くらいまでは「〇〇さんの笑顔を見ると・・・」なんて偽善的な感じでキライでした。でも、経験なのですかね、年齢なのですかね。。。理由はよく分からないのですが、今ではそのような言葉、行動が受け入れられるようになりました。

偽善 笑顔 喜び

今日は私の担当するSさんの誕生日企画にお渡しするプレゼントを買いに行きました。Sさんは90歳を過ぎている認知症がかなり強いおばあちゃんです。言葉は発しますが、ほぼ解読は不可。徘徊癖もあり、スタッフにとっては難しい入居者様のひとりです。でも、喜怒哀楽がはっきりしているので、誕生日のお祝いなどは喜んでくれるはずです!


他人の喜びを素直に共感できるココロ

休日を利用しての仕事(買い出し)ですが、残業手当が出るわけではありません。

でも、プレゼントをいろいろ物色しているうちに、Sさんが喜んでいる姿を想像して、私自身も嬉しくなっていました。Sさんが喜ぶことを楽しみにしている自分がいたのです!

喜び 共感 素直

月並みで偽善的な言い方かも知れませんが、このようなお祝いを仕事でできるなんて、介護職はいい仕事だな・・なんて思いました。

そして、少し大袈裟ですが、このようなお祝いを、お年寄りが喜ぶ姿に素直に共感できる、素直に楽しみにできるココロに辿り着けた自分を、ほんの少しだけ褒めてやりたい。そのように成長させてくれた家族や周囲の方々に感謝したい気持ちになりました。

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