介助完全拒否のK子さん これが介護現場の現実か

施設で何も関わってほしくない矛盾

あえて「負の現場」と言いますが、K子さんの介助拒否がエスカレートしてしまい、とうとう何も受け入れてくれなくなってしまいました。

介助拒否 矛盾 わがまま

以前から着替えを拒否したり、他の入居者様の行動に対してキレたり、レクなどにお連れしても会場が混雑していると気に入らず勝手に部屋に戻ってしまったりと、もともと精神的に不安定な要素をお持ちの方でした。

この状態が10日ほど前から悪化、着替えだけでなく、食事、入浴、トイレ、服薬すらもすべて拒否。とにかく声を掛けられるだけでも気に入らないようで、何を言ってもすべて拒否。もちろん上司や他のスタッフには報告していますが、スタッフを変えてみてもだめ、とにかく「関わってほしくない」というご様子です。

介護施設に入居するが「何も関わってくれるな」という矛盾です。

もっと簡単に言えば「わがまま」です。


怒りか? 沸き立つ感情が込み上げた

そして3日ほど前、K子さんは便の大失禁をされました。

トイレ介助を一切拒否した挙句の結果です。ティッシュなどで拭くだけでは処理できず、結局入浴して洗浄することに・・。


一昨日、私は夜勤で夕方から他の15人を含み、K子さんの介助担当になったのですが、夕食、寝る前の着替え、口腔ケア、着替え、トイレ誘導等々すべて拒否。介助の都度部屋に行くものですから、認知症ありのK子さんといえどもいい加減に私の顔を覚えます。

結局、私がK子さんの部屋に「行けば行くほど」機嫌が悪くなり、トイレ誘導などに行けば「何しに来た!出ていけ!」と怒鳴られる始末。夜勤明けの「朝食誘導」の際にも、お声掛けに行くや否や「なんで来るんだ!もう来るな!!」と言われ、私が部屋から出ると、ドアをぴしゃりと締め「ドン!」と大きな音が・・。ドアを手で叩いたのか、足で蹴ったのか分かりませんが、すごい音がしました。


部屋から数メートル離れたところから「その音」が耳に入った私。不本意ながら沸々と湧き出す感情が込み上げて来てしまい、部屋のドア前まで戻って来てしまいました。


たぶん、そのままドアを開けていたら、私はK子さんを殴ったでしょう。


でも、ドアは開けませんでした。


以前から施設長に言われていた「どうしても感情が抑えられなくなったら、その場を離れろ」という言葉を思い出したのです。


スタッフに敵意むき出しのストレス

私はとにかくドアの前から離れ、冷静に食事拒否の旨を業務用のインカムで他のスタッフに伝え、朝食誘導は他のスタッフに委ねました。まぁ、それでもK子さんは拒否していたようですが・・。


その後、業務用のインカムを聞いていると、他のスタッフがK子さんに対応した際「尿臭がする」と言っていたので、恐らく尿失禁していたのでしょう。

自分でトイレに行ったかどうかは分かりませんが、前日の夕方から3回の私の「トイレ誘導」を拒否していますから、必然的な結果です。「トイレ行きましょう」を完全拒否した挙句に失禁。お気の毒だと思いますが「敵意むき出しの拒否」に打つ手がありません。

その他、大多数の利用者様は「良い大人」で各種の誘導にもしっかり対応してくださります。お話をすれば人生勉強になったりもします。

でも、一部にはK子さんのような方もいて、このような方々に多くの時間と、あえて「労力」と言いますが使ってしまい、加えて精神的にも疲弊します。


介護現場、特に施設介護の現実に真っ向から浸っている感じです。


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