施設介護ならではのイベント
今月はある利用者M様の100歳の誕生日祝福イベント準備に追われる日々でした。介護に関する業務形態はさまざまですが、こういった「イベント」は施設介護ならではの仕事です。
ウチの施設では、利用者様のお誕生日にお祝いをします。当日出勤しているスタッフが数人集まって花束やプレゼントを渡し、ハッピーバースデーを唄って記念写真を撮る・・みたいな感じです。時間にしたら10分程度のことですが、普段しかめっ面のおじいちゃん(認知症)でも笑顔になってくれたりするささやかな良い時間です。
そして、今回のMさんは100歳(百寿)という事でスタッフ全員の「誕生日おめでとうメッセージ動画」を撮影し、それをまとめた「バースデー動画」を作れないか・・という依頼が私のところに来たのです。前職がIT関係だったとのことで相談されたようでしたが、スキル的には可能だったので問題なく引き受けさせていただきました。
誕生日おめでとうのメッセージを動画で
利用者M様の担当スタッフSさんがおめでとうメッセージ撮影、私がバースデー動画にまとめるという分担で9月下旬から約2か月かけて制作。
時間外業務でしたが残業手当なしですけど。。
無事「バースデー動画」は完成し、先日、動画の放映を含めた「お誕生日会」を施設内で行いました。
そして、結果は大成功!
M様ご本人もご家族様も大変喜んでくださり、お誕生日会も大盛り上がり!
M様は少し涙ぐまれていて・・本当によいお誕生日会になりました。
でも、ここから暗雲が立ち込めます。。。
制作終盤でまさかのコンプラ違反通告
バースデー動画には多くの社内コンプライアンス違反があったとのことで、動画の使用は当日限り、使用後は素材テータ含め全面消去。という取扱いになってしまいました。
「M様が親しくしていても施設内の入居者様の撮影はNG」とか「スタッフの撮影もNG」とか、その他、諸々ありましたが、ここまで多くのNG事柄があるのに、企画依頼当初に注意喚起はありませんでした。そもそも「スタッフの撮影NG」ならば根本的にこの企画NGかと。
ちなみに「おめでとうメッセージ」は施設長も副施設長も参加しています。。。
新しい事をするときは上司に連絡を
まぁ、こんなこともあろうかと、私個人的には2ヵ月前の作業開始当初から施設長などへの経過をメールで何回もしておきました。
この辺は過去30年の仕事経験が生きたかな・・って感じでした。
「会社で新しい事」をする時は「相談せず」にやると、何か問題が起きた時に「勝手にやった」と言われてしまうので、そうならないように上司への連絡は「うるさいほど密に・・です。
返信は皆無でしたが、あくまでの上司(施設長)からの業務指示に従って作業し、逐一経過報告を行ってきたという「建前」を通して来たので、担当スタッフのSさんや私にはお咎めなしでした。
痛恨の社内コンプラ違反。
でも、このコンプラを遵守していたら、味気のないつまらないバースデー動画になっていたでしょう。「ルールと実践」のバランスは実に難しい・・ということを改めて実感しました。




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