介助だけではない 介護職の業務
介護職に転職してもうすぐ1年。最近は夜勤明けの日に3時間近く残業することが多くなりました。今の職場では、直接利用者様の介助を行うことを「フロア作業」と言っていますが、フロア作業の残業は1時間ほど、残りの2時間は介助記録をパソコンに入力したり、ご家族に送る報告書を作ったり、利用者様の介助プランの見直しをしたり・・といった介助に関する間接的な仕事です。これを「事務作業」と呼んでいます。
最近。この事務作業が一気に増えて来て、残業ばかりの日々です。
昨日も夜勤明けにフロア作業を1時間残業。その後に事務所に戻ってデスクワークでの「事務作業」を2時間。。フロア作業でクタクタになった身体、夜勤で常に眠気が襲ってくる状況はかなりキツイ。。結局、合計3時間残業してやっと帰宅となりました。
事務作業ばかり増える 会社の本質
排泄介助、食事介助、入浴介助といったいわゆる介護職の仕事はもちろんやります。この辺の「フロア作業」は就職前に漠然と抱いていた介護職のイメージ通りなのですが、「事務作業」なんてイメージしてませんでした。
この仕事、事務員の方ができないのかな・・なんて思いますが、現実的に20人いる介護職の事務作業を職場に1,2人しかいない事務職員が行うのは不可能!
介護職が自分でやるしかないんです!
介護職にとっては「フロア作業」が本業。「事務作業」は本業外。最近は事務作業ばかりが増える・・これ、前職と同じでした。
会社(法人)って、こーゆーもんですね。
増加する事務作業 何のために会社に
介護の仕事を志す方々の目的のほとんどは「困っている人の役に立ちたい」だと思います。これは「フロア業務」を行うことで達成されます。直接身体の不自由な方やお年寄りを介助するのですから、間違いなく介護職としての仕事です。
ところが、フロア業務がある程度身に付いてくると「事務作業」がどんどん増えて来ます。事務的な業務を与えられ、いつの間にかフロアか事務か・・自分が何しに会社に行っているのか分からなくなります。
最近の私の状況はこれです。
会社と個人の方向性の違い 介護は手段
これは、会社(法人)の最終目的が「個人の目的」と異なるために起こります。
結論から言えば、会社(法人)の目的は「会社を大きくすること」です。個人の目的とは違います。悪い表現になってしまいますが、会社(法人)にとって介護は「目的」ではなく「手段」です。
だからといって、
「お金のために人助けをする」
といった方向に陥れば、その会社は短命に終わるでしょう。
あくまでも、
「利用者様の幸せを第一に考え、その上で対価をいただく」
という方向性を介護士ひとりひとりが持たないといけません。
話が脱線してしまいましたが・・
はい。「困っている人を助ける」だけでは会社としては成立できません。「困っている人を助けて、その分の対価を得る」までしなければならないのです。
「困っている人を助ける」は個人としては「目的」、会社としては「手段」・・このギャップが現場の業務に大きく影響しています。
介護職 目的と手段の狭間で悩む
前職でも同じような悩みがありました。本業以外の事務的な仕事をどうしてしなければならないか、前職では本業外の仕事が営業であることもありました。やりたくもない仕事をやる・・これ、辛いですよね。
一応「フロア外の仕事をやらない方法」はあります。
アルバイトやパートの非正規雇用となることです。一般的に個人情報など多く扱うフロア外業務は正社員以外はやりません。なのでアルバイトのみなさんは決められた時間内にフロア業務だけをやって帰宅します。
でも、当然のことながら給料は低くなります。賞与も出ません。正社員である限り、フロア外業務から逃れることはできません。
そして5年、10年と仕事を続けていくと、やがて圧倒的にフロア外業務が多くなり、現場(フロア)からは撤退してフロア外業務専門の「管理職」になって行きます。
前向きに考えれば「施設全体をよりよく運営して困っている人を助ける」わけですから理に適っているのですが、介護職として直接人助けするわけではなくなります。この辺のギャップをどのような捉えるかは個人レベルの考えに寄りますね。
管理職になるか、それともあくまで現場に拘るか。
もう、そんなことを考える段階が始まってるのだな・・3時間残業の最中に・・ふと思ってしまいました。





0 件のコメント:
コメントを投稿