介護職員初任者研修 実際に受けてみた体験談

介護職の全体的な感覚が分かる

介護職員初任者研修の受講が終わりました。修了試験も無事合格して修了証の発行待ちというところです。テキスト学習と実技スーリングのセットですが、研修を終えて率直なところは「あ、結構できるようになるんだ(介護が)」でした。

介護職 初任者研修 感覚

もちろん何もかも未熟ですが、介護のなんとなくの全体的な感覚が身に付いたと実感することができ、大きな収穫であると感じました。

介護職に就こうと思う方は、やはり初任者研修は受けておくと無難と思います。

■初任者研修受講開始までの流れ

私の地元の自治体に「福祉人材センター」というところがあるのをネットで見つけ、早速相談に行きました。第一の目的は「54歳未経験でも採用してもらえるのか」という事を確認するためでしたが、センターで「介護職への転職を考えているという前提なら無料で受講できる」ということで紹介していただきました。

一般的に地元の自治体で開催するものでも数千円から2万円くらい。資格スクールなどで実施するものは4~10万ほど費用がかかります。教育給付金制度などを利用して「受講後にお金が返ってくる」形を取る方も多いですが、それでも数万円の実質は必要になります。

それが「無料」。

この時点で既に介護職への転職は決めていたので、早速申し込むことにしました。


自宅学習とスクーリングの併用コース

さすが自治体が用意するものだけあって、地元の様々な地域で実施が予定されていました。自宅から通いやすいコースを選ぶことができるのですが、私は「感染症対策特別措置コース」を選びました。

テキスト 自宅学習 実技 通学 スクーリング

本来、初任者研修は15日ほど学校に通うのですが、私の選んだコースはテキスト学習は自宅で行い課題提出のみ。実技だけ6日間学校に行って学ぶというものでした。

15日通学した方が同じクラスの方々とも親しくなれ、学習自体もより理解度が高いのではとも思いましたが、現実的に学校までの交通費や昼食代など考えると結構な出費になります。会社を退職して無職の身分、なるべく出費を抑えたいところなので、あえて特別措置コースを選びました。


テキスト学習は自宅にて課題を行って提出

1月~2月上旬まで「自宅学習」でした。テキストは400ページほどのボリュームのものが2冊。加えて提出課題用のレジュメが10冊。レジュメの問題(5者択一)に回答して提出します。問題はテキストを調べながら回答することが許されているので、しっかりテキストを読めば回答できる形です。

テキスト 自宅学習 課題

ただし、1回で10問ほどの場合もあれば、1回で50問ある場合もあり、この辺は自分でペース配分しながら取り組みました。私は1日3時間で週6回のペースでやりました。まぁ、会社を辞めていたので可能だったのかも知れませんが、朝5時に起床して一番眠くない朝食前の時間(5時から8時)を使いました。

問題回答後、課題は郵送で学校に提出。採点されて返送されます。返送された課題にA~Dの評価が記載されており、D評価(70点未満)ですと再提出です。私は頑張って10回分すべてA評価(90点以上)でした!


実技スクーリング 人間関係に緊張

2月中旬からスクーリングが始まりました。全部で6回。終わってみればあっという間でしたが、やっぱり「人間関係」というところで少し緊張感はありました。

初任者研修 スクーリング 人間関係

もういいオトナですけど、やっぱり全く初めての人と関わり合うのって始めは緊張するものですね。ただ、年齢・経験差などあっても「初任者研修」という部分では皆横一線。「同じクラスの仲間」なんて何十年ぶり・・少し新鮮で照れくさい感じもありました。

初日の朝一から「では今から2人組になってください」と言われ、2人組になったり4人組になったり。まぁ人と関わるのが好き、嫌いなどと言っている暇もなく、いろいろな方々と接して行きます。当然、自然に会話も生まれ次第に仲良くなっていくのですが・・。この辺はやっぱり皆オトナですね。実習が終わると何となく微妙な空気が流れて、おしゃべりする人、一人でくつろぐ人・・復習する人、トイレに行く人などなど様々です。

私は結構周囲の方と話しましたが、やっぱり休憩時間は何となく気まずい空気に悩まされました。オトナ同士の短期クラスなんてそんなモンかなぁー。などと割り切って過度に神経を使わないようにしていたら「何となく溶け込んで」「何となく乗り切って」しまいました。

また、1時間の昼休みは私は外出して学校そばに広場があったので、そこで一人コンビニで買ったパンとか食べてました。教室内では女子チームが机を寄せ合って昼ご飯食べたりしていましたが、さすがにその輪の中に入り込む勇気はなく、男子はクラスに5人おり、それなりに話などはしましたが、昼休みは別行動。まぁ、実習のチームになる時だけ必要な会話をする程度でした。

考えてみれば28年の会社生活。昼休みは基本的に自席でネットなど見ながら弁当を食べ、終われば昼寝。みたいな感じでした。同僚と昼休み中しゃべくりなんてした記憶がほとんどなかったなー。


実技研修で自信と実感が湧きました!

実技研修は「杖を使った歩行介助」「ベッドから車椅子への移乗(反対も)」「食事介助」「手浴・足浴介助」「着替え介助」「車椅子から便座への移乗」「シーツ交換」「介護計画立案」など多岐に渡り大変有意義でした。

実技研修 自信 実感 介護職

それぞれの実技はすべてしっかり「手順」が決められています。「利用者様に挨拶する」「これから行う介助内容を説明する」「体調を確認する」「尿意・便意の確認」「目覚めの確認」・・

場合によっては「私(介護者)が介助を行ってよいかどうか」の承諾を利用者様からもらったり、車椅子や杖などの自助具の点検を行ったりします。

ここまででも結構ありますが、まだ実際の介助に入っていません(汗)。

でも、これも立派な介助の一部です。まずは利用者様ときちんとコミュニケーションを取ってから実際の介助に入る・・。この辺りは実践的な感じがしました。

実際の実技演習では「健側に立つ」「患側を支える」「利用者様に前かがみになって立ち上がってもらう」「手すりをつかんで健側に重心をかけてもらう」等々、千差万別の組み合わせ・流れがあります!

え、これ全部覚えるの!(汗)(汗)(汗)

と最初は戸惑いましたが、多くの実技で共通する手順も多く、やっているうちに「コツ」を掴めてきます。この「コツを掴む」ことこそ実技では大事なのですね!


終わってみればあっという間

実技スクーリング6日目最終日。4日目あたりからは人間関係にも結構慣れて来て、スクーリングが楽しくなりかけてきたころに終わり。少し寂しさも感じつつ、最終日は実技と筆記の「修了試験」があり、結構な緊張感が漂いました。

初任者研修 修了試験 緊張感

修了試験は基本的に「今までやったところ」が出題されます。なので、しっかり復習しておけば問題なく合格。私も実技、筆記ともに合格できました。結果は試験後すぐに伝えられ、基準点に達していない場合は再試験が行われるそうですが、私のクラスで再試験になった人はいませんでした。

テキスト学習、実技スクーリングと、終わってみればあっという間。でも「何も知らない状態」からのステップアップなので、学んだすべてのことが有意義でした。

ただ、テキストも実技も「1回ざっと」学んだだけなので、実務に使えるようになるには繰り返し復習しておこうと思っています。


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